2022/08/16

【少女革命ウテナ 考察】薫幹がアンシーに記憶操作された?アンシーへ思い空 回り


 
大好きな「少女革命ウテナ」を見返しています。今回はいよいよミッキーとウテナの対決。決闘はしたくないといっていた二人なのに。ざんねんですね…。

5話 光さす庭・フィナーレ あらすじ

ついに、幹はウテナに決闘を申し込んだ。決闘に勝って、姫宮アンシーを自分のものにするために。失われた「輝くもの」を取り戻すために。

(C)ビーパパス・さいとうちほ/小学館・少革委員会・テレビ東京

5話 光さす庭・フィナーレ の見どころ・考察

樹璃の一言

樹璃と幹がフェンシングで対戦。幹が勝ちます。そのあとに樹璃が、

完成していないことが君の強さだ。君の剣は戦うためじゃないな。

これって、どういう意味なんだろう…。よくわからないなりに考えてみます。

「戦うため」ではないのなら反対の「守るため」という事になります。幹はアンシーを決闘により奪い合うことに反対しています。アンシーを守りたい!と思ってその結果力を発揮するタイプに見えます。そういう事をいっているのでしょうか?

しかし、「完成していないことが君の強さだ」がすごくわかりません。

幹の過去の記憶が操作された?

幹は過去にすごく執着していますね。

幹がずっと弾いている「光さす庭」は妹と作った曲。文字通り、光さす庭で作られた曲です。そこには幹のすべてがあったと言っています。よほどこの過去の思い出が素晴らしいものだったのでしょうね。

アンシーのピアノがあればあの頃のような幸せを取り戻せると思って、アンシーに惹かれているように思えます。

しかし、不思議です。妹の梢は実はピアノが下手でした。どうしてアンシーと梢の音色が同じに聞こえたのでしょうか?

幹の記憶違いだとは思いますが、アンシーが幹の記憶を操作したとも思えます。

幹と梢の仲

二人は仲が良いようには見えませんね。

昔は一緒にピアノを弾いていて、あんなに仲が良かったのに…。

今では、妹の梢はピアノを弾かずに男子を誘惑するちょっと悪い女?小悪魔ですね。幹に対して、「わたしとまたしてみたい?」と言っていたのが気になります。

これって、ピアノを一緒に弾くことっていう解釈でいいんですよね?それとも肉体関係ってことはあるのでしょうか?直後に、冬芽と梢が事に及んだような描写があったので、もしかしたらと思ってしまいました。

幹のアンシーに対する一方的な思いが悲しい

本当に一方的過ぎて切なかったです。アンシーって、幹をわざと煽ってウテナと決闘させましたよね。こわい。

「ウテナが辞めろといったらピアノはやめる」と幹に言って、幹が薔薇の花嫁を自分のものにするように仕向けている。

幹が、アンシーをウテナから解放するのはアンシーのためと思って戦っているのに

「ウテナ様ー。やっちゃえー」って戦意喪失するような事をいう。これはウテナを勝たせるためにわざとやっているように見えます。なぜウテナを勝たせたいのか。

ウテナに愛情をもっているからとは思えないのですが。

おわりに

幹、なんだか独りよがりになってしまいかわいそうでした。でもウテナに再戦することを誓っており、懲りないなぁ…と思いました。見事アンシーの作戦にはまっている感じ。

0 comments:

コメントを投稿