2024/03/19

夢幻の桃花~三生三世枕上書~ 登場人物をお話も交え紹介!

最近、中国ドラマ「夢幻の桃花~三生三世枕上書~」を見終わりました。

中国の神仙が出てくるファンタジードラマなのですが、建物などのセットが豪華で、外の景色は雄大な自然。戦闘シーンは、きれいな光の技がCG繰り出され見ごたえがあります。日本のドラマではなかなか見られない感じでとても興味深いです。

そして、主人公の二人が美形。目の保養になりますよ~。

登場人物や、背景などをまとめてみようと思うのでぜひ読んでみてください。

このドラマは56話あり、すべて見終えるのにすごく時間がかかりますが、見てみたくなると思います。

このドラマのざっくりとした流れ

このドラマは、2つの大きな話の流れがあります。

1.主人公達の二人が結ばれるまでの流れ

タイトルに「三生三世」とある通り、ヒロインの白鳳九と、東華帝君は、以下の3つの世界で生まれ変わり、別世界の人物となり、そのたびにお互いに惹かれあい縁を深めていきます。

 ①神仙が住む世界(メインの世界)
 ②人間の世界。中国の戦国時代。
 ③夢の中の世界(=阿蘭若の夢と呼ばれる。過去の比翼鳥族の出来事がベース)

2.世界をわがものにしようとする緲落との闘い

このドラマの世界は、魔族と天界の神が出てきます。

過去に双方は大きな戦をし、東華帝君が最強の魔族である緲落をを封印することで戦いが終わりました。

その他の天界は、天族(天君)が治めており、魔界は魔族(魔君)が納めています。 

魔族は天界にたてつくことなく、秩序をもってやっています。

しかし、緲落は封印を破ろうと常にいろいろと仕掛けくるため。油断ができず、天界側は常に目を光らせています。

白鳳九と東華帝君が生まれ変わった先でも、手下を通して封印を解こうとしてきます。

登場人物

ネットで相関図を見ていただき、補足として読んでいただければより分かりやすいと思います。
このページの相関図がわかりやすいと思います。
https://www.cinemart.co.jp/article/news/20211012004923.html

天界

天界は、主人公たちの本来いる世界です。人間界とは異なり、神仙が住む世界です。
その中でも皇帝など特にくらいの高い神仙は天宮にいるようです。

天宮以外の場所にも神仙が住んでおり、それぞれの住む場所を統治していたり、重要な仕事を持っているようです。

白鳳九(はくほうきゅう)

本作の主人公。ヒロイン。この世界の青丘という場所を治めている狐の仙の一族の姫。
赤毛の九尾の狐の姿になることができる。また、感情が高ぶったときには人間の姿なのに、九つの尻尾が出てしまうことがある。

東華帝君に助けてもらい、 彼にあこがれ、好きになり、恩返しをしたいと思うようになる。
東華に近づくため、彼の義理の妹の侍女として、小九と名乗り入り込む。

すごいお嬢様なのに料理が上手。

以下は、白鳳九の生まれ変わり等についてです。

小九(しょうきゅう)

白鳳九が侍女として仕えていた時の名前。
また、人間の世界に生まれ変わったときにもこの名前を名乗っている。

東華帝君(とうかていくん)

ヒロイン白鳳九のあこがれの人。過去の魔族との闘いを治めた、この世界の実質No1。
過去の魔族との闘いでは、 緲落が封印を破らないか常に気にしている。

自身の力を高めるために、一時的に人間に生まれ変わり修行をしている。
その時の生まれ変わりは宋玄仁。

その後、一時的に体が悪くなり、何かあったときのために魂の一部を比翼鳥族に生まれ変わらせた。その生まれ変わりは沈曄(しんよう)。

最初のころは、白鳳九のことは全く気に留めていなかったが、青丘の姫としての白鳳九と会ったあたりから次第に気になりだし、阿蘭若の夢の中で完全に好きになってしまう。

阿蘭若の夢からでたあと、白鳳九をめとったが、復活した緲落と戦っているとき、すれ違いにより離縁ギリギリまで白鳳九を怒らせてしまう。

最終的には、それでも自分の心臓の半分を形見として差し出してしまうくらい白鳳九のことが好きになっていた。

料理が壊滅的に下手。食べた相手を気絶させるほどのまずい料理をつくる。

お茶に詳しく、時々、凡音谷でお茶の先生をすることがある。

連宋 (れんそう)

この世界を治めている皇帝の息子。東華帝君の友人。司名とも仲がよい。
プレイボーイだが、実は成玉が大好きで一筋。

おちゃらけて見えるが、できる男。いざというときは頼りになる。

成玉(せいぎょく)

白鳳九の親友。蓮の池を管理する神?。
連宋から度々アプローチを受けるも、からかわれていると思って、嫌がっている。
殴ったりすることもあり、本気で嫌がっている。

しかし、とある出来事をきっかけに胸が高鳴る…といっていたため、最終的には相思相愛となった?。

司名(しめい)

人の運命を管理する仕事をしている。白鳳九の友人。連宋や成玉とよくいる。
空気が読めて、真面目でしっかりものだが、実はゴシップ好きで、天宮のことはいろいろ知っている。
白鳳九が正体を隠し、侍女になれたのは司名の紹介があったからで、その後も白鳳九が東華帝君にあこがれてから、どれだけ東華帝君のことを好きなのかを詳しく知る人。

口は堅いので、それを他言することはないが、連宋にそそのかされ、それにわざと乗っかって白鳳九と東華帝君のことを話していた。

二人のすれ違いをさんざん見ていて、もどかしかったのかも。

重霖(ちょうりん)

東華帝君に使える秘書的存在。
いじめられていた小九や、狐になって罰として閉じ込められていた鳳九をそっと助けてくれたやさしい人。

大変な状況である東華を鳳九が責めた際は、口止めされていた事情を話し、激しい口調で鳳九を非難するなど熱い面もある。

白真(はくしん)

白鳳九のおじ。とにかく鳳九にあまい。

白鳳九が東華帝君をふっきるために酔った勢いでほかの人と婚約した事を止めたいといった時も怒らずやさしくしていた。

白浅(はくせん

鳳九のおばで、阿離の母。
狐族達が住んでいる青丘の女帝。姪の鳳九を大切に思っている。
シリーズの別ドラマ「永遠の桃花~三生三世~」の主人公。

阿離(あり)

白鳳九のいとこ。鳳九の事を姉のようにしたっており、一番の友達と自負している。

接顔(せつがん)

白真と仲良しなので、この人も鳳九にわりと甘い。めちゃくちゃおいしいお酒を造る。
白鳳九が困ったときの良き相談相手。

知鶴(ちかく)

東華帝君とは育ての親が同じで義妹。東華帝君のことが好き。

鳳九が侍女 小九として仕えたのは、この人。
小九が東華帝君に気があると見抜いていじわるを沢山してくる。

東華帝君のことを好きな気持ちが過ぎて、東華帝君と姫蘅の婚儀でかなりやばい事をやらかして、辺鄙なところに飛ばされてしまう。

が、その後も戻ってきて東華帝君を追いかけているが、東華にあきれられている。というか相手にしていない。

最後まで良いところがなかった人。

滄夷神君(そういしんくん)

白鳳九が、東華帝君を忘れるために、酔った勢いで婚約に承諾した相手。

名家ではないが、できる男であり、白鳳九の父も一目置いている。

お忍びで町に遊びに来ていた鳳九の勇ましいやり取りを見て一目ぼれする。

魔界

魔族が住む場所です。魔族というと、悪い奴らというイメージがありますが、魔族の頭の煦暘のもと、天界と適度な距離を保ち、ある程度秩序をもってやっています。

ただし、そのような魔族ばかりではなく、魔族が上にたってやるという気持ちで野心をもった物も存在します。

緲落(びょうらく)

魔族のトップだったが、大昔の闘いで東華帝君に封印された。野心を持って自身に近づいてきた、玄魔君・聶初寅(じょうしょいん)をこき使って、封印を破ろうと画策する。

赤魔君・煦暘(くよう)

現在の魔族のトップ。姫蘅(きこう)の兄。緲落がいたころの戦の時代を良しとせず、天族たちともうまくやっていこうという考えの人。
天族とうまくやっていくために、妹の姫蘅を東華帝君に嫁がせようとする。

玄魔君・聶初寅(じょうしょいん)

魔君なのでそれなりにえらい。

野心家。魔族が天族に従っていることをよく思っていない。

魔族が上に立つべきという考えと、野心により、緲落をよみがえらそうと画策する。
また、赤魔君・煦暘の代わりに魔君のトップになろうとしている。

燕魔君・燕池悟(えんちご)

魔族のそこそこ偉い人。
小さいころから姫蘅のことが大好き。姫蘅は東華帝君のことが好きなのに、何があっても本当に一途で馬鹿正直。

また、魔族ということに良い意味でこだわっていない。とあるきっかけで、白鳳九と一緒に梵音谷で過ごすことなったが、それ以降、白鳳九のことを友としており、危険があれば心配して助けに行く。

鳳九とお互いに恋愛事情について話していることもあり、仲がよいため、東華帝君がやきもちを焼いたこともある。ただし燕池悟には鳳九に対する恋愛感情はなく、あくまでも友。

緲落が復活した時は他の神仙と協力して戦った。己の信念のみに従い、それ以外については柔軟な考えができる人。

ただし、姫蘅のことに関してはゆずらない。姫蘅をめぐり、東華帝君に何度も決闘を申し込んだりする。(勝ち目ないのに)まっすぐすぎる人。
東華の事が好きな姫蘅に、冷たい態度をとられたり、利用されたりしても、めげない。

一言でいうと、すごくいいやつ。
応援したくなる。

姫蘅(きこう)

赤魔君・煦暘の妹で、魔族の姫。
天族との絆を深めるため、煦暘により、東華帝君に嫁がされる。

その頃は幼馴染の閩酥(びんそ)に思いを寄せていたため、婚儀から逃亡。

姫蘅の父(故人)が、東華帝君の部下だったため、東華帝君は姫蘅を気にかけており、
その後、いろいろ助けたりした。
そのため、姫蘅は東華帝君を好きになり、鳳九との仲を裂こうとちょっかいを出したりした。

美女なので、鳳九は東華帝君が姫蘅を好きとかなり長く勘違いをしていた。

姫蘅は、東華帝君、白鳳九が生まれ変わった場面等にも登場する。
東華帝君とご縁がありそうで、結局なかった人。

閩酥(びんそ)

幼いころから、 姫蘅のお付きをしていた魔族。
婚儀を逃亡した姫蘅と一緒に逃げて、煦暘の怒りをかい、自害する。

その際、閩酥の回想から察すると、実は煦暘の事が好きだったのではないだろうか?

承虞国など(人間界)

東華帝君は、力を激しく使い、弱ってしまいました。これを回復するためには、人間界に下りて修行をする必要がありました。その修行の場となったのが承虞国で、東華帝君はその王子として生まれ変わります。

その際に、東華帝君本来の記憶は失います。また、修行が終わってからは人間界での事を思い出すこともできません。

ちなみに、この時の修行は「愛する物との悲しい別れを乗り越える」というもの。

その相手を、人間界に下りた白鳳九(小九)が担い、白鳳九もかなり辛い思いをします。 

小九(しょうきゅう)

人間界に下りた、白鳳九。

兵士として、東華帝君の生まれ変わりの宋玄仁を戦で救う。

恩人であることと、武人としての力量をかわれて、宋玄仁の腹心の葉青緹の部下に配属される。

最初は、女であることを隠していたが、とある事情で後に女であることを明かして宋玄仁の寵姫となる。

宋玄仁(そうげんじん)

東華帝君が修行のため人間界下りた姿。承虞国の王子。

自分を助けてくれた小九をずっと探していたが、見つかってからは小九の希望で、簡単な仕事を与え傍においている。

女とわかってからの小九を溺愛する。

宋玄応(そうげんおう)

 承虞国の王子で、宋玄仁の兄。

承虞大王に気に入られ、次の王となった宋玄仁を妬んでいる。人間界に来た聶初寅と一緒に宋玄仁を陥れようとする。

賢太后(けん)

 宋玄応の母で、宋玄仁の育ての母。二人の息子を平等に愛しているできた人。太后という役割をしっかりと心得ている。

葉青緹(ようせいてい)

宋玄仁の頼りになる腹心。

武人としての小九を非常に気に入っており、義兄弟になるように言ってくるほど。
ただの義兄弟として気に入っていたと思っていたが、実は小九の事が好きだと気が付く。

小九と駆け落ちをして、死んでしまう。

申し訳ないと思った白鳳九による働きかけにより、後に神仙となる。

楚宛(そえん)

記憶をなくして、人間界に落ちてしまった姫蘅。

倒れているところを聶初寅に拾われ、面倒を見てもらったため恩義を感じている。

聶初寅への恩返しのため、承虞国の敵国 崇安国の公主となり、
承虞国が霊璧石(緲落を復活させる石)を奪うのに協力する。

凌香(りょうこう)

楚宛の侍女。楚宛と同じく、聶初寅に拾われた。
楚宛がおとなしく従うように仕向けるため、
聶初寅によって閩酥に似た姿にされている。

梵音谷

比翼鳥族がすむ場所。60年に一回だけわずかな時間だけ穴が開き、その間だけ外との行き来できるようになる。東華帝君など強い力を持つものはいつでも行き来ができる。

この地で、白鳳九と東華帝君は阿蘭若の夢の中に閉じ込められてしまいます。

小九(しょうきゅう)・九歌(きゅうか)

梵音谷に落ちた白鳳九が身分を隠すために名乗っている名前。

小燕(しょうえん) 

梵音谷に落ちた燕池悟が身分を隠すために名乗っている名前。

相里萌(しょうりほう)

比翼鳥族の第二王子。梵音谷の穴から落ちてきた、白鳳九と燕池悟とぶつかったことが出会い。

母である比翼鳥族の王に怪しまれた二人をうまいこといってごまかして、賓客として扱うことに成功し、その後学友として友情を深めていく。

以前にお忍びで青丘にいった時に白鳳九に一目ぼれしている。が、再開した時に白鳳九は偽名(小九、九歌)を使っているため、鳳九だということに気が付いていない。

初めて会った時に、白鳳九からもらったコオロギをとても大切にしていたが、死んでしまった時に手が付けられないほど酒におぼれていた。

潔緑(けつりょく)

相里萌の妹。比翼鳥族の公主。

お茶の先生として梵音谷にきていた東華帝君に好意を寄せていたが、彼の鳳九に対する態度が特別であることを感じて、あきらめる。

相里萌と同じく、九歌(鳳九)、 小燕(燕池悟)と学友で友。

兄の事で困るとよく小燕のところを訪れる。

橘諾(きつだく)

比翼鳥族の王。 相里萌と潔緑の母。昔は性格に問題があったが(阿蘭若の夢の橘諾を参照)今は良き王。緲落の復活を阻止するために命を懸けて戦う。

阿蘭若の夢

阿蘭若の夢とは、300年ほど前に比翼鳥族で起こった出来事をもとに作られた異世界です。

阿蘭若(あらんじゃく)

とある時代の比翼鳥族の第二公主。

鳳九が自身の魂の半分を渡した生まれ変わり(影)。鳳九が夢の世界(阿蘭若の夢)におちる頃にはすでに亡くなっている。

母親に疎まれ、捨てられたため蛇に育てられた。のちに呼び戻されたようだが、二人の姉妹からいじわるをされ、ひどい仕打ちを受けていた。

比翼鳥族の王(阿蘭若の親)の思惑で、沈曄(東華帝君の生まれ変わり)の師匠の息澤(そくたく)に嫁がされる。

阿蘭若の夢は、沈曄(東華帝君の影)が阿蘭若をよみがえらすために作ったもの。

沈曄(しんよう)

東華帝君が自身の魂の一部である生まれ変わり(影)。

比翼鳥族の神官。

捨てられて蛇に育てられていた阿蘭若を見つけ、小さいころから優しく接していた。

阿蘭若のことがずっと好きだったが、それを伝えることができなかった。
それだけではなく、阿蘭若からすると裏切られたとも思われる仕打ちをして、間接的に阿蘭若を死なせてしまう。

その後悔もあり、阿蘭若の夢という世界を作り出し、阿蘭若を生き返らせようとしている。

息澤(そくたく)

阿蘭若の夫。沈曄の前の神官。

ちなみに神官は、王家が何かやらかしたら皇帝にチクるという役目がある。なので、

王家は神官と仲良くする必要があるため、阿蘭若を息澤に嫁がせた。

息澤は男女の仲とか、夫婦仲とかそういうことに興味はないため、阿蘭若とは仮面夫婦のような感じ。

しかし、阿蘭若の事が嫌いなわけでない。男女としての愛はないが、情はある。

興味はないが、阿蘭若と離縁しなかったのは、阿蘭若の王家での立場を考えていたため。

阿蘭若が無実の罪で、投獄された際は、沈曄の頼みを聞き、命の危険があるのに阿蘭若を救出した。

また、阿蘭若が死んでしまった後に、ひどい仕打ちをした沈曄に対して物申したところは感動します。

 阿蘭若の夢では、夢に入った東華帝君が術によって成り代わっている。

蘇陌葉(そはくよう)

西海の第二王子。阿蘭若の師匠。

過去の阿蘭若の事をよく知っており、ひそかに阿蘭若の事を好きだった。

鳳九達を阿蘭若の夢から救い出すために、夢の外から送り込まれた。

外から来た人が、阿蘭若の夢の中にもいる場合、夢の中の本人と入れ替わるため、

外での記憶と、阿蘭若の夢で起こりうることの(≒過去の梵音谷)両方がわかっている唯一の人。 

息澤に成り代わった東華帝君と協力して神器をつくり、阿蘭若の夢から脱出することに大きく貢献した。

橘諾(きつだく)

比翼鳥族の第一公主。のちの比翼鳥族の王。

第三公主と一緒に、阿蘭若にはつらく当たっていた。

沈曄の婚約者だが、自分の師匠の子供を身ごもったため王家から追放されてしまうが、
母親の力で、王家に戻り王になる。

阿蘭若が死んでからは、いろいろと思うところもあり、心を変えてよい王になっている。

嫦棣(じょうてい)

 比翼鳥族の第三公主。阿蘭若の妹。阿蘭若を嫌って、見下している。

阿蘭若の夫、息澤の事が好き。

 橘諾、阿蘭若とは父親が異なる。父は比翼鳥族の王。

そのため、父親からは一番溺愛され、甘やかされている。

傾画(けいが)

比翼鳥族の王后であり、阿蘭若たちの母。前王の妃でもある。

王となるはずだった阿蘭若を陥れ、長女の橘諾を王にしようと暗躍する。

橘諾のためなら阿蘭若は死んでもよいと思っている。冷酷な女。

相里賀(しょうりが)

比翼鳥族の王子。阿蘭若の兄。二人のいじわるな姉妹とは異なり、阿蘭若に対しても優しく接してくれる。

文恬(ぶんてん)

とある事情で、阿蘭若が自分の代わりに沈曄と文通するようにお願いをした人。

後に、文通だけではなく沈曄と会うようになり、彼に思いを寄せるようになる。

そのようになってからも、阿蘭若へは恋敵という単純な感情だけではなく、敬意の念をもっていた。阿蘭若が無実の罪で殺されそうになった時には、沈曄と一緒に危険を顧みず救出の手助けをする。

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